近年、顧客のニーズの多様化・複雑化により注目されているCRM(顧客管理ツール)ですが、いざ導入検討しようとすると需要の高さから主要なものだけでも50種類以上リリースされており、どれが自社に適したシステムか選ぶのが一苦労だったりします。CRMは即成果がでるようなツールではなく、長期的に顧客のデータを蓄積することでより成果が現れます。そのためなんとなく導入してしまうと、現場浸透ができず成果も出せないまま解約に至るケースも多くあります。導入する際には、どのような課題を解決したいのか、目的を明確にすること、そしてそのために必要な機能の洗い出した上で検討することをおすすめします。また、現場が入力していく必要があるので、現場にとって使いやすいUI・UXか、導入サポートがあるベンダーかなどもポイントになってきます。

今回は、厳選した8選のCRMの特徴を徹底比較してみたいと思います。

①Sales Cloud

  URL:https://www.salesforce.com/jp/products/sales-cloud/overview/

【価格】3,000円(Essentials)〜36,000円(Unlimited)/月/ユーザー

【特徴】

Salesforceが提供するシェア率No.1のCRMプラットフォームです。クラウド型の顧客管理システムとして、中小企業から大企業まで業種・規模を問わず幅広いニーズに対応しています。顧客管理や見込み顧客管理、商談管理、売上予測など、営業活動をサポートする機能が充実しており、同社のマーケティングオートメーション「Pardot」と連携することで見込み顧客の創出や見極めも可能になります。自社に必要な機能だけをドラッグ&ドロップでカスタマイズすることができ、社内SNS機能や請求書作成機能などのCRM機能以外の機能も多い一方、その分実際の初期費用が割高だったり、運用にコストがかかることもあります。

【こんな方に】

・細かいカスタマイズが必要な企業

・多くの機能を1つのシステムで統一したい企業

 

②eセールスマネージャー

  URL:https://www.e-sales.jp/

【価格】1,000円(スケジュールシェア)〜6,000円(スタンダード)/月/ユーザー

【特徴】

顧客満足度ランキングNo.1の営業に適した国産のSFA/CRMです。きちんと使いこなすことができるよう、専任チームが導入から定着、活用までサポートしてくれるため、定着率が96%と非常に高い実績です。シングルインプット・マルチアウトプット(活動報告から各営業ツールにリアルタイムに反映)と業務負荷少なく可視化されることで生産性UPを実現します。

【こんな方に】

・営業プロセスを見直したい企業

 

③HubSpot CRM

  URL:https://www.hubspot.jp/products/crm

【価格】月額0円(※機能制限あり)

【特徴】

見込み顧客を引きつけて顧客化を促すのに特化したインバウンドマーケティングおよびセールスシステムです。マーケティング、営業、カスタマーサービス向けのツールが一体となったオールインワンの機能が特徴で、インバウンドの導入を手助けしてくれます。

無料で利用できる機能が豊富なので気軽に導入ができますし、有料プランに切り替えることで、SFAやMAの機能も使うことも可能です。ユーザー数とストレージ容量は無制限で最大100万件のコンタクトを登録できます。

【こんな方に】

・インバウンドマーケティングを強化したい企業。

 

④Kintone

  URL:https://kintone.cybozu.com/jp/

【価格】780円〜(ライト)〜1,500円(スタンダード)/月/ユーザー

【特徴】

サイボウズが提供するビジネスアプリ作成プラットフォームです。開発の知識がなくても自社の業務に合わせたシステムを簡単に作れるクラウドサービスです。初期費用0円で、ランニングコストも低コストながら、柔軟なカスタマイズ性があること、APIやプラグインなど100種類以上の連携サービスがあることが魅力です。バラバラな情報を一つにまとめることで業務効率化を実現します。

【こんな方に】

・勤怠管理やワークフロー、グループウェアなどSFA以外の機能も欲しい企業

 

⑤Senses

  URL:https://product-senses.mazrica.com

【価格】5,000円〜/月/ユーザー(※月額2.5万円〜)

【特徴】

現場の営業生産性を向上させる次世代営業支援ツールです。誰でも直感的に使いこなせるUI・UXで、現場の営業活動を効率化させる機能が充実しています。GmailやMicrosoft365(Office365)などグループウェアと連携することで入力軽減負荷が軽減される機能や、カード形式の案件ボードで直感的に営業管理ができる点が魅力的です。営業のボトルネックを分析できるレポートやAIによるネクストアクションのレコメンドなど、データの蓄積から営業の分析・改善ができる営業に特化したツールになります。

【こんな方に】

・過去にSFAを導入して失敗したことがある

・案件管理、進捗管理を手軽に行いたい企業

 

⑥Zoho CRM

  URL:https://www.zoho.com/jp/crm/

【価格】1,440円(スタンダード)〜5,400円(アルティメット)/月/ユーザー

【特徴】

全世界で4万社の成長企業が導入しており、世界的に認知度が高いクラウド型CRM/SFAです。メール、電話、ソーシャルメディア、チャット、訪問など顧客とのやり取りを一元管理し、開封やクリック、SNS投稿への反応などをリアルタイムで把握できるので、最適なタイミングでのアクションができます。優れたカスタマイズ性、自動化で営業活動をアシストする特徴があります。

【こんな方に】

・多言語対応しているため海外展開を検討している企業

・マルチチャネル営業を行っている企業

 

⑦Knowledge Suite

【価格】6,000円(グループウェア)〜80,000円(SFAプロフェッショナル)/月

【特徴】

SFA/CRM、グループウェアなど、問い合わせ管理など複数の機能が含まれたオールインワンのツールです。アプリケーションは自社に必要な機能だけを選ぶことができ、利用したいときに利用したい分だけ運用ができるので余分なコストが発生しません。また、データの蓄積量に応じて支払う従量課金制なので、アカウント数は無制限で利用できます。

マルチデバイス対応(PC、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末)なので出張や訪問が多い企業にもおすすめです。

【こんな方に】

・出張や訪問型営業が多い企業

 

⑧Synergy!

【価格】15,000円〜/月、初期費用118,000円

【特徴】

顧客情報の一元管理やクロスチャネル・メッセージング、分析など、CRMのあらゆる活動を支える機能が搭載されている国産CRMです。作成できるフォーム数に制限がないので、用途に合わせて必要な数だけフォームを作成できます。また、収集したアンケート結果をデータベースに紐付けることが可能なので、顧客情報を加えた分析が可能になります。使いやすい画面デザイン、安心して利用できる堅牢なセキュリティ、充実したサポートも魅力です。

【こんな方に】

・自社のCRMを一気通貫で利用したい方

・シンプルに使いやすい機能に絞り込みたい方

 

終わりに

コストをかけて、そして現場への浸透させるパワーもかけてCRMを導入するからには、顧客データをしっかり蓄積し、精度の高い分析として戦略立案に繋げていきたいものです。そのためには、自社のCRMの導入目的を明確にした上で、各ツールを比較し最適なツールを選ぶことが大切です。「必要な機能が網羅されているか」「営業担当者や管理者が使いこなせるか」、そんなことをチェックしながら検討してみてくださいね。

 

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